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南米大陸の北西部にあるエクアドルは、赤道直下に位置しています。南北1000kmにわたりアンデス山脈が連なり、海岸・山岳・熱帯雨林地帯に分かれ、多様な気候と自然が共存しています。石油産業などによる一定の経済発展が見られるものの、一部の人々に富が偏る構造が続いています。そのため農村部に暮らす人々、とくに先住民族や女性は基礎的な社会サービスの利用が限られ、貧しいなかで生活しています。国土には活火山が複数あり、地震が多い国としても知られています。2016年4月に発生した地震では、太平洋沿岸の地域を中心に大きな被害が発生しました。

基本データ

首都
キト
面積
25万6000km2(本州と九州を合わせた広さ)
人口
1826万人(2023年 国際通貨基金)
言語
スペイン語(他にケチュア語,シュアール語等)
宗教
国民の大多数はカトリック教徒

※ 出典:外務省ウェブサイト

エクアドルの歴史・社会情勢

エクアドルには紀元前1万年頃から人類の営みがあり、さまざまな文明が栄えていました。15世紀にはインカ帝国に征服されましたが、後にスペインによるアメリカ大陸植民地化の影響を受けて、エクアドルもスペインの植民地となります。ヨーロッパでは18世紀末~19世紀にかけてフランス革命に続くナポレオン戦争により、フランスが覇権を握っていました。その影響でエクアドルもスペインから独立し、現在のコロンビア、ベネズエラ、エクアドル、パナマなどから成る大コロンビア(グラン・コロンビア)の一部となります。その後内部対立などを経て、1830年にエクアドルとして独立をしました。

エクアドルの宗教

多くがカトリックを信仰していますが、プロテスタントやユダヤ教、イスラム教、その他の宗教を信仰している人々もいます。アンデス山脈が通るシエラ(山岳地域)、太平洋に面するコスタ(海岸地域)、アマゾン川流域を含むオリエンテ(熱帯雨林地域)と標高によって地域が3つに分かれており、気候がそれぞれ異なります。歴史的な地域が多く残り、世界文化遺産として登録されています。1978年に世界自然遺産として登録されたガラパゴス諸島は多様な生物が生息していることで有名です。

エクアドルが抱える問題

  • 男性優位の考え方が根強く残り、女の子や女性の権利が奪われていること

    「マチスモ」と呼ばれる男性優位の考え方があり、女の子の教育が重要視されない、家庭内での無償ケア労働は女性が行うなど、女の子や女性たちの学びや社会参画の機会が奪われています。

    エルサルバドルでは乳児、5歳未満児死亡率が2021年時点でも10%を上回っています。また、幼児教育への参加も25%と低く、乳幼児の健康と教育に課題を抱えています。

  • 女の子や若い女性たちの早すぎる妊娠が多いこと

    若者たちの性と生殖に関する健康と権利(SRHR)の知識が不十分であり、女の子や若い女性たちが早すぎる結婚や望まない妊娠をしています。18歳未満で結婚する女の子は22%にのぼっています。

  • 子どもたちが安心して教育を受けられないこと

    教師による体罰が横行するなど、子どもたちが安心して学べる環境が整っていません。また、特に農村部では女の子に対する教育の重要性が十分に理解されておらず、学校に通えない女の子たちがいます。

  • 学校に十分な衛生設備が整っていないこと

    学校に通う子どもたちの衛生環境が十分に整っていません。男女別トイレがある小学校は約59%、手洗い等の設備は約50%と低い水準です。

プラン・インターナショナルの取り組み

  • 1.ジェンダー不平等の解消

    ジェンダー不平等の根本的な原因を解消するために、女の子や女性たちのエンパワーメントを推進します。また、女の子に重点を置いた活動を通して女の子、思春期の女の子、若い女性が自分たちの生活に関わる意思決定に参加することを促します。

  • 2.思春期の若者たちへの啓発活動

    ジェンダーに基づく差別や暴力から自分を守ることや、性と生殖に関する健康と権利について意識啓発を行い、正しい知識を得て自分の身体に決定権を持ち、一生涯にわたり健康に過ごせるように支援します。

  • 3.子どもの権利を推進

    子どもの権利についての意識啓発活動を強化します。子どもたちの安全が守られ安心して成長できるように、地元団体と連携して活動の持続性を保ちます。

  • 4.パートナーシップの強化

    活動を強化するために、民間組織や公的機関と連携します。また、市民社会、政府、民間企業などのパートナー団体とともに、自治体、国における新たな計画や取り組み、意識啓発を行います。

エクアドルでの活動

エクアドルでの活動一覧

プラン・インターナショナルのデータ

プラン・スポンサーシップを通じて、チャイルドと交流できます。

活動開始年
1963年
チャイルド数
30921人
日本のスポンサーを持つチャイルド数
1179人
現地事務所
統括事務所:キト
# 4009 マナビ
# 4027 サンタ・エレナ
# 4032 ロハ
# 4049 コトパクシ
# 4056 チンボラソ・ボリバル
# 4060 グアヤス・ロスリオス

プラン・スポンサーシップでご支援をいただくと、地域を代表する子ども(チャイルド)と手紙で交流することができます。

※2024年8月現在

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